マウンテンミー(山と私)が血肉を蹴散らしながら右往左往する話

京都のドンバ、マウンテンミーの日常と非日常をお送りします。

浮気をしてしまったら?驚きの浮気がじゃなくなるたった一つの方法

今週のお題「好きな服」こんにちは、世界。

冷房にやられて常時震えている私だ。

さて、今回は私が発見したあまりにも画期的な「浮気をしてるのにもかかわらず絶対に浮気にならない方法」を紹介したいと思う。

モテモテバンドマンの君。そうそこの君だ。サブカルパッツン女子が後ろから狙ってるぞ。だが、君にはこれまたサブカルパッツン女子の恋人がいる。

さあ、運命の選択だ。

やるか、やらないか。

もちろん、君はやるだろう。そんなの避けてこれたなら今のような悲惨な人生は送らずに暖かい家庭でホットケーキに蜂蜜でも塗っていたはずだ。不義理が全てを壊す。信頼がなくなったとき人は去って行く。

ああ、もういい。聞きたくない。

俺のことだよ!!!!!!

疑いを捨ててまずは話を聞いてくれ

すまない。

本題に戻ろう。

ここからは上述の「浮気をしたのに浮気にならない方法」を詳しく紹介していく。

心して聞くように。

まずだ。

浮気をするには浮気をしなくてはいけない。

なんのことやらわからんと思うが、まあ聞いてくれ。

浮気できる環境にすらないやつは今すぐブラウザバックを押せ。お前には一切必要のない情報だ。

女の子と話したことがない?

わかった。おじさんが慰めてあげるからコメント欄にでも書いておけ。まずは、そこからだ。物事には順序がある。

1 恋人を作ろう

当たり前、と思われるかもしれないが、まずはここからだ。

なんせ、恋人もいないのに肉体交歓を重ねてもそれはただのセックスであって、浮気じゃない。

念のため浮気の定義を見ておこう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%AE%E6%B0%97

男女のこと

男女のことであっても、「浮気」という意味の基本は変わっていない。心の向かう対象(意識を向ける対象)がひとつの存在に定まっておらず、他の対象にも向かってしまう状態を言っているわけである。

男女の関係がどのような段階にあるかということによって話は異なるのでそれぞれ解説する。

恋愛関係にある男女の場合

ひとつは恋(恋愛)の段階での浮気というものがある。

恋愛の ごくごく初期の段階

特に、恋愛状態になってからの期間が短ければ短いほど、「浮気」は赦してもらえる可能性は高い。例えば、AさんがXさんに「あなたを好きになったみたい」「君が好きだ」などと言った3日後に、「3日前の発言は忘れて。その後Yさんと会っていたら、Yさんのほうが好きになった」というような場合は、比較的ゆるされやすい。特に、異性についての見解がしっかり定まっていない若い人、特に中学生や高校生では、心はフワフワと浮ついていることはざらであり、(それどころか、若い人では、ある「気持ち」が起きても、それが生まれて初めてのことだと、自分の心の動きがよくわからない、ある人のことを自分は本当に「好き」なのか、ある状況になれば誰に対しても同じ気持ちを持つような そんな程度の心の動きなのか、まだよく自分の心の反応の癖も分かっていない、ということもしばしばなので、若い人は心がコロコロ変わり、フワフワ動きつづけているのがごく普通なので)年若い人では「浮気」は非常にしばしば起きることなのである。であるので、そういう段階で「浮気」が起きたとしても、(結果として、青春なりの感情の起伏は起き、当人としては「甘酸っぱい」あるいは「ほろ苦い」思い出として残る出来事になるとしても)基本的に、大問題になるということは無い。 この段階の「浮気」は、法的には、まったく問題とはされない。

初期段階を過ぎた段階

例えば、AさんがXさんのことを恋していたのに(一番好きだ、とか愛していると思っていたのに)、ある日Yさんと会って話しているうちにYさんのほうが好きだ(愛している)、などと思い始めたら、これが「浮気」である。「浮気」をしている当人にとっては、心を向けている対象がXさんからYさんに変わり、そのことだけに意識が向いているので、とりあえずは大した問題は感じられない。

だが、「恋されていた」あるいは「好かれていた」Xさんにとっては、心理的に起きることはAさんとは大きく異なる。「この人は自分だけを好いてくれている」あるいは「この人は、自分を(他の人より)好きだ、一番好きだと思ってくれている」と思っていて、それによって幸福感を感じていたり、安心感を得ていた場合、ある日、Aさんが自分だけを好いていてくれているわけではない、とか、Aさんは自分よりむしろYさんのことのほうが好きなようだ、と気付かされると、幸福感や安心感が幻のように消えてしまい、多くの場合、ひどくつらい思いをするわけである。Xさんの心に、Yさんに対する嫉妬が生まれることもある。

だが、この段階でも「浮気」は法的にはまったく問題とされない。

恋愛で深い関係になった段階

キスや性行為をするようになった男女の場合で、ともかく一旦でも、カップルのどちらかが「わたしたちは、気持ちが強く結びついている」と思うようになったカップルで、特に「相手の気持ちは自分に定まっている」と期待している状態になっている段階では、そう思っている人の相手方が「浮気」をすると、感情的にはさまざまな問題が起きることになる。落胆や怒りが生じるのである。 怒りの程度によって、様々なことが起きうる。

だがこの段階でも「浮気」は、法的にはまったく問題とはされない。

「あなただけを愛す」などと宣言した後の段階

さらに進んで、カップルのどちらかが「あなただけを愛す」とか「君だけを愛す」などと宣言すると、さらに別の段階になる。恋愛の段階での「あなただけを愛す」とか「君だけを愛す」という言葉は、言語的に言えば「約束」の意味内容を持っている。《愛》というのは、法的には扱えず(金銭や雇用関係のようには、法律のとらえる対象になっておらず)よって「あなただけを愛す」とか「君だけを愛す」は法的には契約には当たらず、結果として、法的に何も強制力を持たない。だが(わざわざ言うまでもないことだが)人間というのは法的な次元だけで生きているわけではない。人間というのは、人と人の「心のつながり」によっても生きているのである。さらに言えば、法的な関係よりも、むしろ法的ではない「心のつながり」「心の関係」のほうが、社会では重要な役割を果たしていることは多い。したがって、「あなただけを愛す」とか「君だけを愛す」と言えば、法的な次元はともかくとして、人間として心(心情)の次元では はっきりと意味のある「約束」をしたことになる。そういう約束をしておいた後で「浮気」をすると、心の次元では、「約束を破った」と判断されるのは、ある意味当然のことなのである。この段階で「浮気」された側は、一般に、「だまされた」「あの人は私をだました」「裏切られた」と感じ、恨む気持ちが生まれることが多い。この段階での「浮気」は、しばしば、「喧嘩沙汰」や「刃傷沙汰」になる。つまり「浮気」をした人が、「浮気をされた」と感じている人から、ののしられたり、ひっかかれたり、平手打ちされたり、殴られたり、場合によっては、ナイフや包丁を持ち出されて切りつけられることも起きるのである。

この段階の男女の「浮気」では、(「あなただけを愛す」という「約束」に関しては、法律は何ら関与しはしないのだが)その約束の結果生まれる愛憎によって「喧嘩沙汰」「刃傷沙汰」まで起きると、そこに関しては法律の扱う範囲となってくるわけである。

周囲からも広く公認される段階にいたった恋愛の状態の場合

さらに進み、恋愛関係が数年も続いており、周囲の友人たちにも公認されているような状態で、当人たちも周囲の人たちも「当然、じきに婚約することになる」と思っている状態で、そういう前提のもとにさまざまな人生の「段取り」のようなもの(進路選択や、職業選択や、退職の段取りなど)がすでに進行している状態で突然他の異性に「浮気」すると、浮気をした人に対しては、(法的な問題はともかくとしても)「道義的には大いに問題がある」とか「人間性に問題がある」という評価が下されるのが一般的である。

この段階での「浮気」は、「浮気」をされた人を、社会的にかなり追いつめる結果になるので、やはり怒りや恨みが生じることが一般的で、「喧嘩沙汰」「刃傷沙汰」になる可能性がさらに高くなる。

婚約段階にある男女の場合

婚約をした男女の場合は、恋愛の段階の男女とはかなり話が異なってくる。二人の間に契約に準ずるようなものがある、とみなされる可能性があるのである。「婚約は何ら方式を必要としない不要式行為である」とする判例があるのである(最判昭38・9・5民17巻8号942頁)。(法律に関する学説上は、「確実な合意で足りる」とする学説と「公然性が要求される」とする学説があり、見解は割れているが、「学説」はともかくとして)実際の実務としては、婚約という約束(契約、あるいは契約に準ずるもの)を破ると、それは法的に見ても問題がある行為だとされる可能性があるわけである。(ただし、結納あるいは婚約指輪の交換をしていないと、法的に見ると確実とは言えないので、婚約を「あてにしよう」とする人はその点に要注意である。)

特に、結納や婚約指輪を交換していると、それは婚約が成立している証明となり、結納や婚約指輪交換を行ったあとで、「浮気」を行い、その結果 婚約の不履行という事態になり、それが問題として扱われるようになった場合においては、(法的に見ても、婚約が成立しているという証明があるわけなので)ほぼ確実に法的に問題として扱われることになる。裁判になれば、金銭的な賠償を命じられる可能性は十分にある。

婚約段階で「浮気」をし結婚を拒絶すると、法的な意味での契約不履行と、「人の心」の次元での約束を破っている、という二重の意味で「あざむき」ないし「裏切り」をしていることになる。 一般に、婚約段階までいった男女のどちらかが「浮気」をすると、浮気をされた相手には、一生残るような深い深い心の傷(トラウマ)が残ることになる。(婚約までしておいて「浮気」をされる、というような重大な裏切り行為をされておいて、それを忘れられるような人は、この世にはまずいない、と思ったほうが良い。やられた人は、それを一生の間に、何千回も何万回も繰り返し繰り返し思い出す、と思ったほうがよい。それどころか、その人は、毎日毎日、寝ていても覚めていても、裏切られたことを、どこか心の片隅で反芻しつづけながら生きてゆくことになる、と思ったほうがよい。)婚約者から裏切られた人の多くは、しばしば心の深い傷が原因で、異性を信用することができなくなり、結果として異性と交際したり結婚することがまったくできなくなってしまう。つまり婚約者がいながら浮気をする、ということは、大抵の場合、その人の人生をひどく破壊してしまうのである。

(人はしばしば、配慮が足らず、ものごとを甘く見すぎて馬鹿なことをしてしまうわけであるが)婚約をしておいてから、気の迷いが生じ、浮気をする/しない という分かれ道にいると感じる人は、自身の 心のありかたや 行いが、婚約者のその後の長い人生にどれほど深刻なダメージを与えてしまうことになるのか、あらかじめ 思い描き、誰かの人生を破壊してしまった場合、果たして そんな身勝手なことをしておきながら、道義的に赦されて、自分だけは都合よく幸せに生きていけるほどに人間社会というものは甘くできているのだろうか? と、よくよく熟考してみる必要があるのである。

裁判で法的に扱われ、金銭的な賠償だけで済めば、まだよいほうである。「人の心」の次元で、人をひどく裏切れば、相手がよほど「できた人」(耐える人、我慢する人)でなければ強く恨むことになり、程度がひどければ殺意などを持つことになり、そうなれば刃傷沙汰になることもある。実際、殺されてしまった人もそれなりの数いる。裏切られた側の親が、浮気をした者を殺してしまった事例もある。

まあ、とにかく恋人は必要そうだ。

いつも冷静なはずのWikipediaの筆致があまりにマッシブすぎて引いたのは内緒だ。

編集者には是非幸せになってほしいと思う。なんかあっただろう。確実に。

まあいいや。

とりあえず作れ。方法はお任せする。なぜならこの記事は「恋人をつくるための方法」ではないからだ。

何度も言うように女子を目の前にするとひたすら汗を流すような内向き似非インテリオタクはさっさとブラウザバックだ。お前に有益な情報はここにはない。xVIDEOのリンク置いとくからこれ見てソロプレイでもしておけ。

2 浮気相手を探そう

さて、前段の私の言葉どおり、ここまで読んだあほどもはしっかりと恋人を作ったことと思う。

次にやることは浮気相手を探すことだ。

なに?せっかく恋人ができてラブラブだから別に浮気とかいらないって?

死ね。

圧倒的な大量の羽虫にたかられて死ね。

お前がこの記事を見たということは潜在的にそういう邪悪な気持ちがあるからなんだよ!!!!!

さっさとその偽善に満ちたあほヅラを捨てろ!!!

恋人に甘い言葉を囁くな!!!

人は一生一緒にいれるとか思ってるやつは陰嚢に酢飯を詰め込め!!!

その上で羽虫にたかられて死ね!!!

すまない。取り乱した。

本題に戻ろう。

浮気相手を探す方法だが、任せる。

君らならやれると私は信じているから。

ライブハウス、居酒屋、SNS……。

今、君の目の前には大量の候補生がいるだろう。

誰でもいいから適当に見繕ってくれ。

3 浮気をしよう

さて、ここからがようやく本題だ。

君の目の前にはサブカルパッツンの一般的には美人とは言えないがどことなく、こう、何かをくすぐる女の子がいる。しかも酔っ払っている。計算か計算じゃないかはどうでもいい。君はとにかくやりたいだけだ。

さて、困ったことに君には愛する恋人がいる。

これがばれたら、と思うと二の足を踏むかもしれない。

わかる。そのきもちはわかる。

一時の気の迷いで失うものはあまりにも大き過ぎる。

後悔先に立たずだが、君のちんこも立っているだろう。どんな形状だろうか。よかったらコメント欄で教えて欲しい。

さあ、ようやく本題だ。

この長いジャーニーに付き合ってくれた奇特な諸氏に私が三年間考え抜いた究極の方法を教えよう。

本当は金をとってもいいぐらいのことなのだが、特別だ。

明日にはこの記事は消えているかもしれない。

コピペしておいたほうが君のためだ。

4 浮気をしても浮気にならない方法

前段の続きだ。

繰り返しになるが、今君の前にはサブカルパッツンの女子がいる。明らかにいたしても大丈夫な雰囲気だ。

むこうもその気だ。

しかし、君には愛する恋人がいる。

踏みとどまるべきか。

考えるだろう。

後悔先に立たずだが、君のちんこも先に立っているだろう。

ここで、恋人に次の文面でメールを送るのだ。

「たくさん考えたけど、やっぱり俺たち別れよう。楽しい思い出をたくさんありがとう。大好きだった」

さあ、これで君はフリーだ。

サブカルパッツンの秘部をぬめぬめしようとも、サブカルパッツンのおっぱいをもみしだこうとも、サブカルパッツンのあらぬ穴に君のペンパルを入れようとも自由だ。

思う存分楽しめ。

あと、モテるやつは全員死ね。

変なところにわき毛が生えろ。

5 事後処理

ここまで読んだ君は、サブカルパッツンの身体を堪能し、なんなら賢者モードに入っているだろう。

幸せなひととき、おめでとう。本当におめでとう。うんこに毛が生えて死ね。

さて、賢者モードの君の胸に去来するのは先ほどふった恋人のことだ。

ああ、なんであんなこと言ってしまったんだろう。浮気なんてするんじゃなかった。

そう考えるかもしれない。

しかし、無問題だ。

次の文面を朝が明けた頃に打とう。

「昨日はごめん。創作活動に煮詰まって変なこと言っちゃった。やっぱり俺は君がいないと駄目なんだ。死ぬまで一緒にいてくれますか?」

ポイントは夜のうちに打ってはいけないということだ。

朝の判断力がない時に相手に見せよう。

きっと目をうるうるさせて復縁を喜ぶはずだ。

これで完璧だ。浮気をしても浮気にならない方法。わかっていただけただろうか。

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