マウンテンミー(山と私)が血肉を蹴散らしながら右往左往する話

京都のドンバ、マウンテンミーの日常と非日常をお送りします。

よくわからないってことのために身を投げだそうとしてるのかも知れない

スタジオあがり。帰宅。阪急に乗りゃ良いのに、頭が煮えてるので徒歩で。

ひがみ癖がついてるのか、思い込んで悲しくなりたくないからなのか、マウンテンミーの他のメンツが「片手間で」やってて、そんなにこのバンドに思い入れないと思ってた。いや、思うようにしていた。違ったら悲しくなるから。でもな、今さらかよ、俺、だけども、んなこたないわけだ。忙しい時間の合間をなんとか削って練習入って、そもそもこいつら、好きじゃないことにお付き合いで、参加するような人じゃないじゃん、

馬鹿なのは俺のほうだった。

嬉しくて言語化が難しくて、頭が煮えてて、本当に何の言えないのだけど、ひめがドラム叩きながらたまに見せるニヤッとした笑いとか、真鍋くんが嬉しそうにギター弾いたりとか、やんべがやることないときに妙なダンスを踊ることとか、タローが俺のこういう浮ついたくだらねえって切り捨てられても仕方ない話を熱心に聞いてくれることとか、タローの鍵盤がどんどんよくなっていることとか。

生きていることに意味なんかないけど、私はこのバンドでみんなと一緒に演奏するために生きてる、なんて言ったら大袈裟だけどさ、それくらい嬉しかったんだ。

こんなに幸せな気分になることはたぶん他では無いと強く確信している。

ただ、まだ、それは内向きで、かつ、もっと言えば私だけのことなので、それが、これから先ライブを見てくれる人にもわかるようにしたい。なりたい。なる、し、なれる。

タローに、好きな人だけ集めたやろ、って言われたし、完全にそうなんだけど、今日で、少しマウンテンミーが変わった気がしている。

大好きな人たちとやれるバンドで、その上、みんな真剣にバンドに向き合ってくれてるなんて、最強やないか。