最近、死ぬのが怖い
小3くらいのときかな。
「死ぬ」という事象をぼんやりわかりかけて来て、夜寝る前にそれがひどく怖くなって、寝ていた母親に「お母さんもお父さんも死ぬの?僕も死ぬの?」みたいなこと聞いたけど「そんなこと言っても仕方ないからとりあえず寝ろ」みたいなこと言われて、恐怖は取れず、泣きながら無理やり寝た記憶がある。
で、よく考えたら死に対する恐怖ってそれ以来覚えたことなかったんだよね。
もう少しあっても良さそうなのに。
最近になって、死ぬのが怖いと思うことが増えた。
別に今が幸せだからとか(いや、充分すぎるほど人に恵まれてるんですけどね)、やり残したことがあるからとかじゃなくて、単純に死のむこうにある(ない?)なにもないことが怖いんだ。
加齢によってリアルに死が近づいてる実感があるからだし(つうても平均寿命ならまだ40年以上ある)、居酒屋で知り合った60過ぎの気のいいおっさんとかが手術を乗り越えて酒控えてるの見たりだとか(まあ、でも、飲むのは飲むのね、と思った)、意外と近いところに居たんだな。死。
月曜日にたろうんちで二人で飲んでて気づいたら中央分離帯みたいなところで寝てて、なんとか帰って朝起きたら眼鏡なくしてて、頭から血が出ていた。体のいたるところ打撲してた。何も覚えてない。
そういや中島らもは酔っ払って階段から落ちて死んだんだっけか。
大人にならず、馬鹿なままでこのまま生きていきたいけど、死に近づくような馬鹿はやめよう。な。
まだ、もう少しは生きていたいや。